サンマの漢字とは

「サンマ」の漢字は「秋刀魚」

おもしろい雑学 1
漢字で「秋刀魚」と書く通り、秋が最も脂がのっていて美味しい、刀のようにシャープなサンマ。この漢字を広めたのは詩人の佐藤春夫といわれているよ。


おもしろい雑学 2
サンマはかつてはごく一般的な食べ物で、低級な魚として扱われていた。そこで生まれたのが有名な落語「目黒のサンマ」。殿様が鷹狩りの途中で食べたサンマの味が忘れられないことから始まる物語。これにちなんで東京の目黒では毎年さんま祭りが開かれている。しかも2週に渡って開催されていて、片方は品川区主催で岩手のサンマ、もう片方は目黒区主催で宮城県のサンマが使われているよ。


おもしろい雑学 3
芸人の「明石家さんま」は、実家が水産加工業を経営していたのにちなんで師匠から命名されたんだ。元々は笑福亭家の弟子で、この亭号を受け継ぐはずだったんだけれど、本人が落語をしなくなったため明石家に変えたんだ。明石は師匠である笑福亭松之助の本名から取っているよ。